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2012年 1月 22日(日)
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 13時30分〜15時30分
西日本選手権大会決勝 ブートレッグス 対 大阪チェックメイト

チーム名1Q2Q3Q4Q合計
ブートレッグス
7
7
6
14
34
大阪チェックメイト
0
7
6
6
19
オーシャンボウル出場をかけた今年の西日本ファイナルはここ数年で急速に成長し、今季OFLを初制覇した古豪、大阪チェックメイトと、リーグ戦では3位に終わったものの、プレーオフでは前回王者リバーサイドジョーカーズを倒して勢いづくブートレッグスとの大阪対決となった。
天候にも恵まれたこの試合はブートレッグスのキックオフにより開始。このクォーター序盤は互いに様子を見ていたのか両者共にディフェンスが守りを堅めてターンオーバーを繰り返す激しい展開となる。そんな中、最初にモメンタムを掴んだのはブートレッグス。#2RB辻村のラン、また豊富なレシーバー陣によるパスでファーストダウンを更新し続け、最後は#2RB辻村のランでタッチダウン。ブートレッグスが7-0と先制した。
第2Qに入ってもブートレッグスの攻撃は止まらず司令塔、QB#9田原がラン・パスをうまく使い分け、#85TE紅谷へのパスで2本目のタッチダウン。14-0とその差を広げた。対する大阪チェックメイトも反撃を開始。#4RB小川への約50ヤードのロングパスが決まると、そこから徐々に前進。ゴール前まで進むと#1WR吉川へのパスが決まり14-7とその差を縮めた。この流れのまま大阪チェックメイトは今度は#10WR土山への約45ヤードのロングパスなどで敵陣に侵入するもその後の攻撃でターンオーバー。点差は1本差のまま前半が終了する。
後半は大阪チェックメイトのキックオフで試合再開。相手を突き放したいブートレッグスは後半最初のシリーズはパントに終わるものの次の大阪チェックメイトの攻撃をきっちり止めてパントへ。ここで相手のミスを誘い絶好の位置で攻撃権を得る。チャンスを活かしたいブートレッグスは#5WR近藤のラン、最後は#20WR太田へのパスでタッチダウン。PATは外すものの20-7と差を広げた。
大阪チェックメイトは次のシリーズで強力RB勢が本領発揮。#4RB小川、#12RB増井のランが止まらず敵陣に侵入。しかしブートレッグスの強力DF陣も奮起し#78LB白、#58DL東久保らによる連続QBサックで相手の4thダウンギャンブルを阻止。しかしながら大阪チェックメイトDF陣も黙ってはおらず#5LB成田のファンブルフォースでそのままリカバーし、攻撃権を再度得る。今度こそ得点に結び付けたい大阪チェックメイトは#4RB小川のキレのあるランでゴール前まで運ぶと、最後もゴールラインまで運びタッチダウン。PATは失敗するものの20-13と再度点差を1本差とした。
最終4Qに入ると流れは大阪チェックメイトに。ブートレッグスがファンブルしたボールをリカバーし、敵陣深くから攻撃権を得ると着々と前進し最後は#12RB増井のランでタッチダウン。しかしまたしてもブートレッグスDF陣がPATをカットし、同点にはさせてくれず20-19。
どうにか突き放したいブートレッグスは好リターンにより良い位置から攻撃を始めると相手の強力ディフェンスによりなかなかゲインできないものの、ここぞというところでファーストダウンを更新し、#5WR近藤へのパスが決まりタッチダウンで貴重な追加点をあげ27-19とした。この後は両者ともDF陣が奮闘し膠着状態が続くもののブートレッグスのパントを相手リターナーがボールを弾き、それをブートレッグスのカバーチームがリカバー。そのままエンドゾーンまで運び更に追加点をあげ34-19。ダメ押しの点となり試合は終了した。
大阪対決となった今試合は終盤までどちらが勝つか分からない非常に緊迫した好ゲームだったが、今回はミスが少なく攻守共に完成度の高いチームに仕上げたブートレッグスに軍配が上がった。これにより西日本ファイナルはブートレッグスが優勝。2年ぶりの全国王者を目指し2月26日のオーシャンボウルに挑む。

MVP BL #2RB 辻村祥一
敢闘賞 CM #4RB 小川弘隆
ベストオフェンス BL #5WR 近藤智勇
ベストディフェンス BL #45LB 豊島佑介

 

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