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2016年 1月 10日(日)
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 10時30分〜15時30分
ブートレッグス 対 大阪チェックメイト

チーム名1Q2Q3Q4Q合計
ブートレッグス
0
12
13
3
28
大阪チェックメイト
0
0
0
6
6
MVP:ブートレッグス #21DB 磯野翔平
  3本のインターセプトにより相手オフェンス陣のチャンスを見事に潰した。
MIP:大阪チェックメイト #41DB 水谷俊樹
  インターセプトでチーム唯一のTDを獲得。早い上がりによるディフェンスが光った。

準決勝では全てBリーグに属するチームが勝ち上がり、両チームはほぼ1ヶ月ぶりの再戦となった。
前回の試合ではブートレッグスがキック3本で僅差を制している。

[前半]
ファーストシリーズで大阪チェックメイトが好調な滑り出しを見せる。
ブートレッグスのパスプレーをうまくカバーしてファーストダウンを許さず攻守交代すると、ゴール前10ヤードに迫りFGを狙う。
しかしこれがブートレッグスの激しいプレッシャーにより失敗し無得点に終わる。

第1Q終盤、もう少しのところでQBサックかと思われるプレーだったが、スローが間に合いそのまま上半身にヒットしたため、ターゲティングの判定となる。
これにより大阪チェックメイトの選手が退場。流れが変わるかと思われたが、その後も#41DB水谷の早い上がりなどでブートレッグスのパスを封じ続ける。

第2Qに入り、ブートレッグスのディフェンスも波に乗り始める。
大阪チェックメイトの4thダウンギャンブルをディフェンスエンドのブリッツにより封じると、
#2RB辻村のダイブプレーが30ヤードのロングゲインとなり、ゴール前15ヤードに迫る。
最終的に12ヤードFGトライを成功させ先制点を上げる。

直後に大阪チェックメイトのミドルパスを#21DB磯野がインターセプトし、流れを掴み始める。
敵陣25ヤードから#20WR太田へのパスを通して敵陣7ヤードまで迫ると、最後は#5RB近藤がダイブからオープンにスライドする動きで外側をまくり、タッチダウンを決める。
PATは2ポイントコンバージョンを失敗し、9-0とする。

前半終了間際、大阪チェックメイトのパントスナップの乱れから好位置からの攻撃権を得たブートレッグスは、FGで得点を積み重ね、12-0と引き離す。

[後半]
ブートレッグスの#6QB松本によるパスプレーが通り始める。
ロールアウトからの逆方向への#1WR玉井へのパスを決めるなど、前半に大阪チェックメイトに抑えられていたパスカバーを翻弄。
最後は#2辻村と#1玉井のランプレーで押し込みTD。18-0と引き離す。

大阪チェックメイトはキックオフリターンのボールをファンブルしてしまい、再びブートレッグに攻撃権を渡してしまうなど、ミスや反則が重なり調子を取り戻すことができない。
ブートレッグスにQBランと#12RB岡田のランによりさらにTDを重ねる。

第4Qに入り、一矢報いたい大阪チェックメイトは#7WR植原へのヒッチパスからのランアフターキャッチでファーストダウンを更新すると、#12RB増井のランでギャンブル成功。
#94TE北野へのパスを通し敵陣に入ったところでミドルポストコースへのパスをブートレッグス#99LB中村が反応しインターセプト。
大阪チェックメイトの攻撃の芽を積む。

それでも気持ちを切らさない大阪チェックメイトのディフェンスが奮起。
#41DB水谷が前半に続き素早い上がりでインターセプト。そのままエンドゾーンに走りこみTD。25−6とする。
しかし反撃はここまで。ブートレッグスがFGの3点を追加して28ー6で勝利を収めた。

[総評]
ブートレッグスは後半#6QB松本のプレーアクションが冴え、一気に引き離すことに成功した。
大阪チェックメイトは4本のインターセプトやキックオフリターンのファンブルなどミスが重なり、思うような攻撃ができなかった。



 
 13時30分〜16時00分
ウイングス 対 長野ブルーパーズ

チーム名1Q2Q3Q4Q合計
ウイングス
0
7
0
0

長野ブルーパーズ
7
13
14
14
48

MVP:長野プルーパーズ #24RB エドワード・ハント
 走力でTDを量産。チーム大量得点の源となった。
MIP:ウイングス #1WR 作野和幸
 距離のあるパントとパスカバーによりディンフェンスの要となった

西日本準決勝の2試合目は2年連続オーシャンボウル出場を狙う長野プルーパーズに対し、
前の試合でAリーグ1位通過のジョーカーズを破る金星を上げたウイングスとの対戦となった。

[前半]
ウイングスからのレシーブから試合開始。
立ち上がりはパスプレーでフレッシュを得るも、長野プルーパーズのDLの上がりが強く、パントを潰されてしまい
自陣32ヤードの好位置からの攻撃権を与えてしまう。

好位置からの攻撃権を得た長野は、#7QB築地のラン、#42TE渡辺へのパスなどでゴール前に迫ると、最後はオフタックルのランで押し込み先制。0-7とする。

第2Qに入り、1本目にこれまで好調だったランプレーからプレーアクションパスを選択。
これが#26WR深野に決まり、2本目のTDを獲得。14−0と突き放す。

なかなか得点の機会が得られないウイングスだが、あわやインターセプトかと思われたボールを長野プルーパーズCBが弾き、それをウイングス#87WR田中が確保。
追う長野DBをうまく振り切ってそのままエンドゾーンに走りこみ、反撃のTDを得る。

直後にウイングスはオンサイトキックを選択。これを#11渡邊が確保し成功させる。
その後のドライブはショートパスやショベルパスからのランなど、DLのプレッシャーを逃れるための工夫したプレーでゲインを重ねるも、ブリッツを防ぐことができず得点に繋がらない。

前半終了間際、長野プルーパーズはQBランと#2RBRB降幡へのショベルパスからのランプレーによりレッドゾーンに入ると、
最後はオプションプレーにより#24RBエドワードにピッチ。これが決まり3本めのTDを獲得。
PATを外して前半を7-20で折り返す。

[後半]
長野からの攻撃で後半スタート。
前半押されていたラインが後半のファーストシリーズでは復調を見せるも、攻撃権を得たあとにランプレーでファンブル。
これを長野に押さえられてしまい、好位置での攻撃権を与えてしまう。
この好機に長野はオプションプレーでオープンを攻めてゲインを稼ぎ、最後は#24RBエドワードがまくってTD。
7-27とウイングスを突き放す。

この後も長野のオプションプレーが効果的に決まり、#24RBエドワード、#2降幡と立て続けにTDを獲得。
最終的に7-48で長野プルーパーズがウイングスを圧倒した。

[総評]
長野プルーパーズの圧倒的なラインの力を地盤とした力強いプレーで勝利を収めた。
ウイングスはオンサイトキックを成功させるなど、巧みなプレー選択や、相手のミスを確実に得点するなど健闘を見せた。


 

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