結果 |
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | ウイングス
| 0
| 8
| 3
| 0
| 11
| マーベリックス
| 0
| 0
| 0
| 8
| 8
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マーベリックスのデビュー戦は、ウイングス。合併により誕生した新生チームはどこまで力をつけてきたのか。そして、どのような戦いを見せてくれるのか。注目の一戦。
前半 マーベリックスの歴史は、#23田端のキックオフリターンで始まる。自陣40ヤードからの攻撃は、ランプレーを主体にウイングスディフェンスの中央突破を図るが、ウイングスのフロントメンがそれを跳ね返す。一方、ウイングスも得意のラン攻撃を中心に展開。#8萩原や#87大木本ら大型のRBが力強く攻撃する。第1Qは双方ラン攻撃の応酬で、瞬く間に時間が過ぎていった。第2Qに入りにわかに試合は動き出す。マーベリックスはファンブルで攻撃権を失うものの、ディフェンスが我慢する。しかしその後、ウイングスの攻撃をしのぎ切ったかに思えたが、マーベリックスはパントボールを確保し損ない、ボールはそのままエンドゾーンに。このプレイはセーフティと判定され、思わぬ形でウイングスが先制点をあげる。ウイングスはここが攻め時と、続く攻撃シリーズをラン主体で組み立て最後は#8萩原がゴール前2ヤードを押し切りタッチダウン。TFPこそ阻まれるものの、8−0とマーベリックスを突き放して前半を終了。
後半 "マーベリックスは最初の守備シリーズで#60がインターセプト。前半のウイングスの勢いを絶ちモメンタムをマーベリックスに手繰り寄せ俄然反撃ムード。しかし、この反撃ムードの中、ウイングスはラン攻撃で敵陣深くまで攻め込み、最後は5ヤードのFGで追加点をあげる。以降は双方の守備が攻撃に順応し、膠着状態に陥る。互いに決め手を欠いたかに思われたが、マーベリックスは全くあきらめずの攻撃する。第4Q、残り3分で自陣15ヤードからの怒涛のドライブ。ショートパスが冴え、ウイングス守備を切り崩す。そして敵陣33ヤードまで進んだマーベリックスが選択した攻撃は、チームの歴史をスタートさせた#23田端へのパス。これが決まり、タッチダウン。さらに、2ポイントコンバージョンも成功させ、3点差に詰め寄る。これでマーベリックスが俄然流れを握る。残り時間は1分を切っているが、オンサイドキックを成功させれば勝機は十分残る…。勝負の行方を決めるオンサイドキックは、ウイングスがカバーし、そのまま3点のリードを守りきった。 ウイングスは最後に苦戦したものの、白星スタート。一方のマーベリックスは、敗れはしたものの、今後のさらなる成長が見込まれる貴重な1戦となった。"
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