結果 |
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | アグレッサーズ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| ブートレッグス
| 7
| 21
| 7
| 3
| 38
|
西日本選手権プレーオフの残り1つの枠を争う大一番。注目の試合となった。 ホームは2007年以来のプレーオフ出場を目指すアグレッサーズ(以下AR)。 ビジターは1年ぶりの王座奪還に燃えるブートレッグス(以下BL)。 [前半] BLのリターンで試合開始。敵陣35ydの好位置から、フェイクQBランで中央を抜けて幸先良く1stダウン更新。 以降、すべてランプレーにより最初のシリーズでタッチダウンを奪う。 ARはBLの中央のランを抑えられず、そのまま押し込まれる形となった。 1Q終盤、BLのオフェンスはホールディングにより敵陣27yd、3rdダウン15ydのシチュエーション。 クオータータイム挟んで2Q最初のプレー。これを抑えてモメンタムを引き寄せたいARは、BLのパスアクションに反応しディープゾーンをカバー。しかしBLはファーストダウンを更新する絶妙な位置で#20WR太田にフックコースのパスをヒットさせる。 この試合、BLは3rdダウンの成功率が高く、それを象徴するキープレーであった。 以降、BLの勢いは止まらず、前半で計4本のタッチダウンを奪い、0-28で前半終了。 ARは途中、BLのフィールドゴールをチップさせて阻止する場面があり、後半の奮起に期待がかかった。 [後半] 早々にBLは#21WR大黒がオープンコースをうまく抜け、65ydを走りきり追加点。 しかしこれ以降、両チームあわせて4本のインターセプトで試合は膠着状態に。 この際、BLの#45LB豊島のインターセプトにより敵陣10ydの好位置につけるも、ARディフェンス陣は#47LB大野、#49DL池側、#94DE荒谷の好タックルによりロスさせ、フィールドゴールに抑えた。 しかしARは最後までBLの堅い守りに阻まれ得点に至らなかった。 [総評] BLは序盤中央突破のランで押し込み、3rdダウンなどの要所でミドルパスを通してモメンタムを維持し、ゲームを支配した。 ARはディフェンスの奮起で巻き返す機会もあったが、BLディフェンス陣の前にファーストダウンの更新をわずか1回に抑えられる悔しい敗戦となった。 昨年の雪辱に燃えるBLは、一昨年の日本一で見せた、淡々と得点を積み上げ気がつけば大差をつけているという、強さを取り戻した印象を受けた。 [MVP・敢闘賞] MVPは前半要所で3rdダウンパスを通し、そのままタッチダウンパスをキャッチしたBL#20WR太田を、 敢闘賞はBLのランプレーを粘り強く果敢にタックルし続けたAR#47LB大野を選出した。 |