結果 |
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | 奈良ツインズ
| 0
| 0
| 8
| 0
| 8
| クエーサーズ
| 0
| 13
| 0
| 0
| 13
|
[前半] 奈良ツインズ(NT)は勝てば2位が決まりプレーオフが決まる。 これまで勝利のないクエーサーズ(QS)はこの試合を含む残り2試合を勝利して2位の椅子を奪取したい。
QSのキックオフで試合開始。 NTの1stシリーズ、雨の影響か、最初のプレーで痛恨のファンブル。 QSのDL#91がルーズボールをリカバー。QSがいきなり敵陣の深い位置で攻撃権を獲得。 QB#11→WR#88へのショートパス、QB#11のスクランブルでテンポよくドライブ。 しかし、エンドゾーンぎりぎりのところでNTが執念をみせ、ここを守りきる。 対するNTはRB#11にボールを集め、中央突破を試みるがサイズのあるQSのディフェンスラインをコントロールできず、思ったように敵陣に攻め込めない。
先に試合を動かしたのはQS。第2Q開始直後、QB#11→WR#16から33ヤードパスがヒット。 PATも決まり7-0と先制する。 このあと、両チームとも決め手を欠く中、残り7秒でQB#11→TE#91が決まり13-0で折り返す。
[後半] 後半はQSの攻撃から。右へ左へオープンプレイを展開し、一気に敵陣に攻めこむ。 しかし、この悪い流れを断ち切ったのはNT、DT#77。ドロップバックで下がるQBをパスプロをこじ開け手からボールをカット。そのルーズボールを拾い上げ、敵陣へ走り込む。 このチャンスをNTはものにし、最後はRB#9がエンドゾーンへ飛び込み13-6。 続くPATはプレイを選択。オフェンスラインが3ヤードを押しきり13-8。 お互いにミスの許されない緊迫した展開になる。
第4Qなんとか逆転したいNTはパスを織り交ぜ、多様なプレイを展開。 しかし、QSディフェンスのプレッシャーがきつく上手く機能しない。 NTはディフェンスの奮起により残り1:40で攻撃権を得るもあえなく攻守交代。 最後はQSがニーダウンで締めくくった。
[総評] 雨の中やはりボールが手につかず、お互いファンブルが多発。 特にNTは自陣ゴール前でファンブルし先制されたのが大きかった。 しかしながらそこで崩れず追い上げる粘りは素晴らしかった。 対するQSは厳しいコンディションにかかわらず序盤パスを多用するのが印象的だった。 結果的にそれがファンブルの数を減らす要因でもあった。 MVP:QS #11 一色 翔太 敢闘賞:NT #77 木村 亨平 |