結果 |
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | 浦和ウラワーズ
| 7
| 14
| 7
| 7
| 35
| 鎌倉ラザロ
| 0
| 0
| 0
| 6
| 6
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昨年度日本一に輝いた浦和ウラワーズに春先の廃部の噂を吹き飛ばす快進撃で決勝まで勝ち進んだ鎌倉ラザロが、東日本王座をかけて挑む構図となった一戦。 1Qはお互いの出方を伺いながら様子を見る展開となる。しかし、ラン、パスを織り交ぜ多彩な攻めを見せる浦和が徐々に鎌倉陣内に攻め込んでいき、鎌倉ディフェンスが粘る展開になっていく。そして1Q終了間際、鎌倉のパントシチュエーションで鎌倉#8宮地が自陣11yd付近から、ファーストダウンめがけてパントフェイクのRUNを試みるも失敗する。このチャンスに、浦和は敵陣深くからの攻撃を難なく#10鎌田→#4田口の13ydパスで得点につなげ先制する。(TFPキック成功 、7-0)2Qに入っても依然、浦和の攻撃を鎌倉守備がしのぐ一方で、強力な浦和Dを鎌倉Oは攻めあぐねる展開は変わらないまま進んでいくが、ここで浦和のビッグプレーで追加点を挙げる。鎌倉の自陣深くからのパントを浦和#23石井 が72ydを駆け上がりリターンTDランを決める。 (TFPキック成功 14-0) 前半残り時間が少なくなり、何とか1本でもTDを取っておきたい鎌倉だったが、浦和DLとLBの強力なラッシュの前にFDを取るのも難しい展開。そんな中、自陣25yd付近から鎌倉QB#12松井のパス を浦和DL#69佐藤がインターセプトし7ydリターン。再びビッグプレーが飛び出す。この攻撃を変わった浦和QB#18山村から#33内海への16ydTDパスで追加点につなげる。(TFPキック成功21-0) 相手のミスを着実に点につなげ流れをつかんだまま後半へと進む。 後半は雹(ひょう)が降り始める中、試合は浦和のキックで始まる。なんとか、点を奪い流れをつかみたい鎌倉であったが、浦和Dのスタンディングブリッツに 鎌倉OLのパスプロが後手に回り、効果的なパスもつながらない苦しいオフェンスとなる。 対して浦和は3Q最初のシリーズで、#18山村から#33内海へショートパスから#36小俣へのトスで相手の意表をつくトリックプレーで56yd駆け上がりTDへとつなげた。(TFPキック成功28-0) 一方的な流れになり、試合も反則が目立ち始め、鎌倉に退場者もでてしまう悪い流れとなる中でも鎌倉はあきらめず得点のチャンスを伺っていた。4Qに入ってから鎌倉#32江口、#33瀬田などRB陣のRUNをパスと織り交ぜることで、敵陣深くまで侵入し最後は#32江口の4ydRUNで待望の得点を挙げる(TFP失敗28-6)あきらめない気持ちが得点につながった結果となる。 しかし、この失点で気を引き締めなおした浦和D。さらに点を奪おうと意気込む鎌倉Oの攻撃に対し、プレッシャーをかけ続ける。そして4Q終盤、鎌倉の自陣深くからの攻撃で浦和#32山澤が狙いすましたかのようなインターセプトを決めそのままエンドラインまでかけ あがりTD(TFP成功35-6)。試合を決定づけこのまま試合終了。 浦和ウラワーズが東日本王座3連覇を決めた。 けが人の影響もあり、ベストな状況ではなかった鎌倉ではあったが、最後まであきらめずプレーを続ける鎌倉に対し、王者も最後まで全力で戦う姿勢を見せ、東日本王座を決めるにふさわしい一戦となった。 最優秀選手賞(MVP)浦和ウラワーズ #23 石井 承人 敢闘賞(MIP) 鎌倉ラザロ #32 江口 裕貴 ベストオフェンス賞 浦和ウラワーズ #36 小俣 匡平 ベストディフェンス賞 浦和ウラワーズ #99 小林 一仁
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