結果 |
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | 金沢ワイゼンベルグ
| 0
| 0
| 7
| 7
| 14
| 富山ベアーズ | 0
| 7
| 14
| 2
| 23
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第1Qは、金沢のキックで試合開始。戦前の予想に反して、両チームともランプレーを中心に攻撃する。しかし互いに守備陣のボールキャリアへの集まりが速く、第1ダウン獲得を許さず、膠着状態が続く。 第2Qに入り、試合が動き出す。富山は#3RB島田、#8QB和多田のラン攻撃を中心にゲインし第1ダウンを重ねる。しかし金沢はLBの的確な指示で得点を許さない。守備からモメンタムを掴んだ金沢は#23QB山口のランで富山陣30ヤード地点に攻め込む。一気にTDに繋げたい金沢だったが、富山守備陣も踏ん張る。仕方なく金沢はフィールドゴールを試みるものの、スナップが乱れFGは失敗、先制機を逃す。富山の攻撃はラン攻撃を中心にゲインを重ねる。そして金沢守備陣にラン攻撃を意識させておき、その裏を狙った#8QB和多田から#25WR池田へのTDパス(キックG)が決まり、富山が7点を先制する。 後半は富山のキックで開始。先制してモメンタムを掴んだ富山はリズム良くラン攻撃、パス攻撃を展開する。たまらず金沢守備陣はゴール前でパスインターフェアを犯してしまう。富山はこのチャンスを#3RB島田のランでTD(キックG)に結び付け、14-0とリードを拡げる。モメンタムを掴んだ富山だったが、守備で不用意なパーソナルファウルを犯す。逆にその反則でモメンタムを掴んだ金沢はパス攻撃でゲインし、最後は#23QB山口から#11WR朴へのTDパス(キックG)で7点を返す。金沢守備陣も調子を取り戻し、富山にゲインさせない。早く攻撃権を得たい金沢だったが、富山の第4ダウン15ヤードのパント体型からパンターにオープンを走られ、痛恨の第1ダウン獲得を許してしまう。このプレーでモメンタムを取り返した富山はゲインを重ねて、最後は#8QB和多田から#11WR石黒へのTDパス(キックG)に結び付け、21-7と再びリードを拡げる。 14点差をつけられた金沢だが、諦めない。第4Q最初の攻撃シリーズで#23QB山口から#5WR森へのTDパス(キックG)をしぶとく通して7点を返し、再び7点差に詰め寄る。この日は運も富山に味方する。自陣からのパントがバウンド良く、金沢陣の1ヤード地点まで転がる。次の金沢の攻撃シリーズで富山はセーフティを奪い、23-14とリードを再び拡げる。逃げ切りを図る富山はラン攻撃で試合時間を減らすものの、残り2:00で攻撃権を金沢に渡してしまう。しかし金沢は第4ダウンギャンブルを試みるが、第1ダウン獲得に2ヤード足りず、最後の攻撃シリーズもインターセプトで終わり、万事休す。ゲームオーバーとなった。 富山が23-14で勝利し、3年振りに北陸社会人リーグ戦を制し、中日本選手権の出場権を獲得した。
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