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10時30分〜13時00分
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第18回全日本選手権大会 ブートレッグス(西日本代表)対浦和ウラワーズ(東日本代表)
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | ブートレッグス
| 7
| 7
| 7
| 10
| 31
| 浦和ウラワーズ
| 0
| 7
| 0
| 2
| 9
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2011年度のオーシャンボウル、東日本支部からは創部45年にして初の選手権進出の浦和ウラワーズ、西日本支部からは2年ぶり3度目の日本一を狙うブートレッグスという顔合わせとなった。 試合開始早々、ブートレッグスのファーストプレー、#9QB田原のパスをウラワーズ#22岡本がインターセプト。 一気に流れを引き寄せたいウラワーズだったが、FD更新1回のみで結局パントに追い込まれる。その後は、ブートレッグス、ウラワーズ共にFD更新できずに1回ずつパントの蹴り合いとなる。 そして、ついにここで試合が動く。ブートレッグス#14DB竹中が自陣40ヤード付近でインターセプトするとエンドゾーンへ一直線。ゴールライン直前でなんとか追いついたウラワーズ#10QB鎌田のタックルを振り切り、そのままTD。先制の60ヤードインターセプトリターンTDとなる。TFPのキックも決まり、ブートレッグスが7-0とリードする。 第2Qに入り、早く追いつきたいウラワーズだったが、自陣でのファンブルから逆にブートレッグスにチャンスを与え、QB#9から#85紅屋に16ヤードのTDパスを通され、TFPのキックも決まり、14-0とリードを広げられてしまう。 この時点で前半残り40秒、このまま前半終了かと思われたが、その後のキックオフで、ウラワーズ#4田口が67ヤードのビッグリターン。一気に敵陣18ヤードまでボールを運ぶ。その後、相手反則などで残り3ヤードとなり、最後は東日本リーディングラッシャー#36小俣がTDラン。TFPのキックも決まり、7-14。あっという間に1TD差とし、前半終了となる。
後半に入り、ウラワーズの最初の攻撃シリーズはパントとなるも、ブートレッグスの最初の攻撃シリーズでは、#9QB田原が自らのランでTDを奪い追加点。TFPキックも決まり21-7と2TD差に。 第4Qには、ブートレッグス#21大黒の33ヤードFGが決まり17点差、更に田原に代わってQBで出場した#6松本から、#19園田へのパスが49ヤードTDパスとなり、残り時間2分を切ったところで23点差と試合の大勢は決してしまう。 しかし、前半終了間際の再現のように、その後のキックオフで#4田口が61ヤードのビッグリターンを見せる。ここでの攻撃は鎌田のパスをブートレッグス#27諏訪にインターセプトされるが、ブートレッグスの自陣深くからサイドに流れたプレーを、ウラワーズ#39中田がエンドゾーン内でタックルして、セーフティを獲得。9-31となる。 そしてその後のキックオフ(ブートレッグス#23上原のパントキック)を、ウラワーズ#4田口が三度ビッグリターンを見せ、敵陣まで入る。しかし、最後は鎌田のパスをブートレッグス#24小原がインターセプトし、試合終了。 2011年度オーシャンボウルは、ブートレッグスがインターセプトリターン、ラン、パス、FGと、多様に得点を重ね快勝、見事3度目の日本一に輝いた。一方のウラワーズは、前後半終了間際の粘りは見事だったが、ターンオーバーが多く、最後までリズムに乗りきれなかった。
ベストオフェンス賞 ブートレッグス #9 田原康平
ベストディフェンス賞 ブートレッグス#52 久岡育司
敢闘賞 浦和ウラワーズ#4 田口 久
ノースランドリーグ賞 浦和ウラワーズ#70 小地沢大輔
MVP ブートレッグス#14 竹中信吾
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13時30分〜16時00分
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復興支援チャリティーマッチ 絆ボウル東北社会人選抜 対 JPFF選抜
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | J.P.F.F東日本選抜
| 0
| 7
| 0
| 0
| 7
| 東北社会人連盟選抜
| 0
| 14
| 6
| 0
| 20
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オーシャンボウルの熱狂さめやらぬ第二試合には、東北復興を合い言葉にJPFF選抜vs東北選抜のオールスター戦「絆ボウル」が開催された。
JPFF選抜には東日本支部の他、西日本、中日本、北海道からも多くの選手が集う、まさにオールスター呼ぶにふさわしい陣容であった。そして、東北選抜には東日本支部に所属する東北出身の選手と、今回の目玉として社会人Xリーグより、鹿島ディアーズ所属の佐藤昭一郎 (RB)、澤田叔宏(WR)東北出身の2選手も駆けつけ試合に花を添えた。
試合は、ブリッツ以外すべてOKのルールでガチンコバトルが繰り広げられた。強力なラインと、スピードあるバックス陣に彩られた東北オフェンスはJPFF選抜のディフェンスを終始翻弄し続ける。東北1本リードで迎えた第2Q、JPFF選抜も#12を中心にバランスアタックを展開し、最後は#12のスニークでTDを挙げ同点に追いついたが、直後のシリーズで、東北選抜#17から#11へロングパスが通り一発TD。ふたたび東北選抜がリードを奪う。 後半に入ると、自陣深くのパントフォーメーションからのスペシャルプレイを失敗するというJPFF選抜のミスにつけこんだ東北選抜が#31へのパスで追加点。試合の大勢を決した。 JPFF選抜は東北選抜の強力なDL陣に圧倒され、試合を通して多くのサックやロスタックルを許したのが響いた。また、鹿島所属の両選手のパフォーマンスは出色であり、彼らがボールを持つたび、観客席のみならず両チームの選手からも歓声が沸き起こったのが印象的だった。
初の試みではあった「絆ボウル」は地力に勝る東北選抜の勝利に終わっ た。JPFF選抜も最後までTDを狙ったが、及ばなかった。しかし対戦相手をリスペクトし最後の1秒まで勝利をあきらめない気持ちは相手にも伝わったことだろう。試合後は、両チーム一緒になっての記念撮影が行われ、選手やマネージャーたちは友好を深めていた。オールスターという場で生まれた新しい絆に、選手たちはグランドを去りがたく見えた
最後に、東北から川崎まで遠征していただいた東北選抜はもちろん、関西や中部、北は北海道からこの試合のために駆けつけてくれた多くの選手たち、そして、選手を快く送り出していただいた鹿島ディアーズをはじめ日本社会人協会のご協力に心より感謝をいたします。
敢闘賞 東北社会人連盟選抜 弘前グリーンサージェント #4 佐藤龍太
敢闘賞 J.P.F.F東日本選抜 立川ファルコンズ #12 斎藤浩一
MVP 東北社会人連盟選抜 盛岡ラウディーズ #11 金岡 潤
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